ずん

「えっ、ハガキで謝るコンクールって何なのだ？直接言えばいいのに、不思議すぎるのだ！」

でぇじょうぶ博士

「それが『ハガキでごめんなさい』コンクールでやんす！やなせたかしさんが発案した、謝罪をハガキに書いて送るイベントでやんすよ。後免町という名前もダジャレ的に絡んでいるでやんす。」

やきう

「いやいや、豆腐潰して逃げたとか27年前の話掘り返されても草生えるだけやろ。そんな軽犯罪、誰も覚えてへんわ。」

ずん

「でも重大犯罪とか浮気の告白まであるって聞いたけど、それ大丈夫なのだ？」

でぇじょうぶ博士

「むむむ、それは微妙な問題でやんすね。住所を書いて応募するから身元バレのリスクもあるでやんす。でも最近はそういうヤバい内容は減ったらしいでやんすよ。」

やきう

「そら当然やろ。今どきSNSですぐ炎上する時代に、自分から燃料投下する奴おらんて。」

ずん

「じゃあなんでみんなこんなことするのだ？自己満足なのか？」

でぇじょうぶ博士

「それも一因かもしれないけど、人間には『言えなかったことを吐き出したい』という心理があるでやんす。それを匿名性と地域活性化がうまく結びつけた結果、このコンクールが続いているのでしょうね。」

やきう

「でもさ、『初恋の人に走らなかった』とか書く奴、配偶者読んだら家庭崩壊不可避ちゃうか？逆に火種撒いとるだけちゃう？」

ずん

「確かにそれは危険なのだ。でも『あなたを選んでよかった』って手紙もあるならロマンチックじゃないか！」

でぇじょうぶ博士

「そのエピソードも面白いですよね。ただし、間違えて別人宛てだったというオチ付きですが…」

やきう

「人生最高のヒットとか言っとるけど、それただ運ゲー成功しただけちゃう？N子さん泣いてるわ。」

ずん

「ボクなら絶対そんなリスキーなことしないのだ！謝罪は心の中ですませばノーダメージなのだ！」