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「ヤクザは悪ではなく善なのだ」脅迫、拉致、殺人…京都の裏社会でのしあがる若き僧による“悪行の正当化” | 文春オンライン

2024/11/25 14:30

ずん

ヤクザが善だなんて、そんなことあるのだ?はかせ、どういうことなのだ?

でぇじょうぶ博士

これは興味深いテーマでやんすね。『虚の伽藍』という小説では、若き僧・凌玄がヤクザと手を組むことで仏法を守ろうとする話でやんす。

やきう

ほーん、それってただの言い訳ちゃうんか?悪行を正当化するために仏法使うとか草生えるわ。

でぇじょうぶ博士

確かに、悪行を正当化するために宗教を利用するのは問題でやんす。しかし、この物語は日本社会の暗部を描くことで、人間の複雑な倫理観を探る試みでもあるでやんす。

ずん

なるほどなのだ。でも、ヤクザが僧兵になるってどういうことなのだ?

でぇじょうぶ博士

凌玄は暴力団員たちを「僧兵」と見なし、自分の目的達成のために彼らを利用しているのでやんす。つまり、手段として悪事も許されると考えているわけでやんすね。

やきう

それって結局、「目的が正しければ何してもええ」って理屈になっとるだけちゃうか?ワイには理解できへんなぁ。

ずん

ボクもそう思うのだ。結局、悪いことしたらダメなのだ!

でぇじょうぶ博士

確かに倫理的には難しい問題でやんす。ただ、この小説はその矛盾自体を楽しむ作品とも言えるでやんすよ。

ずん

ふーむ...でもボクは平和主義だから、ヤクザとは仲良くできないのだ!