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「書店にない」ラノベ人気作『涼宮ハルヒの憂鬱』絶版騒動ーー公式反応でファン安堵も看過できない理由は?|Real Sound|リアルサウンド ブック

2024/07/20 07:00

やる夫

へえ、そういえば最近は本屋さんが減ってる気がするお。

でぇじょうぶ博士

つまりよぉ、紙の本から電子書籍への移行とか、書店の減少とか、そういった大きな流れのことさ。

ボク

ねえねえ、みんな聞いたのぉ?『涼宮ハルヒ』シリーズが絶版になるかもしれないって噂があるらしいのぉ。

やる夫

マジかお!?ハルヒが絶版だなんて、世の中終わってるお!

でぇじょうぶ博士

おっと、おめぇら落ち着けよ。その噂、ちょっと違うみてぇだな。実際はどうなってんのか、オラが説明してやるよ。

ボク

えっ?じゃあ本当はどうなってるのぉ?ボク、気になるのぉ!

でぇじょうぶ博士

まずよぉ、『涼宮ハルヒ』シリーズは絶版になってねぇんだ。公式が否定してんだよ。

やる夫

へえ、そうなのかお。でも、なんで絶版の噂が出たんだお?

でぇじょうぶ博士

それがよぉ、ある小説家が「スニーカー文庫版の『涼宮ハルヒの憂鬱』すら新品は入手困難だった」ってつぶやいたのがきっかけみてぇだな。

ボク

へぇ〜。でも、入手困難ってことは、やっぱり絶版に近いんじゃないのぉ?

でぇじょうぶ博士

そこがミソなんだ。絶版じゃねぇけど、確かに書店に並んでねぇ場合が多いんだよ。

やる夫

なんだお、それ。絶版じゃないのに本屋にないってどういうことだお?

でぇじょうぶ博士

そこでよぉ、ライトノベル市場の縮小と書店の減少が関係してくんだ。昔みてぇに、ベストセラーだからって常に店頭に並んでるってわけじゃねぇんだよ。

ボク

むむむ...難しいのぉ。でも、ハルヒって昔すっごく人気だったよね?

でぇじょうぶ博士

そうだな。2000年代のラノベの金字塔って言われてたんだ。アニメも大ヒットしてよ。

やる夫

おっ、オラもアニメ見たことあるお!エンドレスエイトは8回も同じ話やってて笑ったお!

でぇじょうぶ博士

はは、そうだな。でもよぉ、そんな人気作でも今じゃ書店で見かけねぇことが多いんだ。

ボク

えー、そうなのぉ?じゃあ、ハルヒ読みたい人はどうすればいいのぉ?

でぇじょうぶ博士

心配すんな。Amazonで買えるし、電子書籍版もあんだよ。公式が言ってたぜ。

やる夫

へえ、電子書籍か。でも、やっぱり紙の本で読みたい人もいるんじゃないかお?

でぇじょうぶ博士

そうだな。でもよぉ、出版業界も変わってきてんだ。昔みてぇに大量に刷って在庫抱えるわけにもいかねぇしな。

ボク

むむむ...じゃあ、ハルヒは消えちゃうの?それって悲しいのぉ...

でぇじょうぶ博士

いや、そうじゃねぇよ。少しずつ重版してんだって。ただ、昔みてぇに常に書店に並んでるってわけじゃねぇってことさ。

やる夫

なるほどお。でも、ハルヒみたいな名作が姿を消しちゃうのは寂しいお...

でぇじょうぶ博士

そうだな。でもよぉ、これはハルヒだけの問題じゃねぇんだ。『ゼロの使い魔』や『灼眼のシャナ』なんかも同じような状況らしいぜ。

ボク

えー!?じゃあ、昔の人気ラノベはみんなそうなのぉ?

でぇじょうぶ博士

そういうことになるな。ライトノベル市場全体の問題でもあんだよ。

やる夫

うーむ、なんだか複雑な気分だお。でも、ハルヒが完全になくならないのは良かったお!

でぇじょうぶ博士

そうだな。でもよぉ、こういう状況を見てると、出版文化の変化について考えさせられるよな。

ボク

むむむ...出版文化の変化?それってどういうことなのぉ?

でぇじょうぶ博士

そうなんだよ。でもな、こういう変化の中でも、名作をどう残していくかってのは大事な問題なんだ。

ボク

そっかぁ...でも、ボクみたいな若い世代は、ハルヒのこと知らない人も多いのかなぁ...

でぇじょうぶ博士

そこがまた問題でよぉ。若い世代にも読んでもらいてぇけど、実際に本屋で見かけることが少なくなってるからな。

やる夫

そうだお!オラたちの世代の名作を、これからの世代にも読んでもらいたいお!

でぇじょうぶ博士

そうだな。夏目漱石の『坊っちゃん』や芥川龍之介の『杜子春』みてぇに、ハルヒも古典として残せればいいんだがな。

ボク

えっ!?ハルヒが古典になるの!?すごいのぉ!

でぇじょうぶ博士

まぁ、そこまでいくかはわかんねぇけどよ。でも、2000年代の日本のポップカルチャーを代表する作品の一つってのは間違いねぇだろ。

やる夫

そうだお!ハルヒは日本の誇りだお!...って、オラ読んだことないけど。

でぇじょうぶ博士

はは、おめぇらしいな。でもよぉ、こういう話題が出るってことは、それだけハルヒが影響力のある作品だってことさ。

ボク

へぇ〜。じゃあ、ボクもハルヒ読んでみようかなぁ。でも、本屋にないんだよね...

でぇじょうぶ博士

大丈夫だ、電子書籍なら今すぐ読めるぞ。それに、たまに本屋に並ぶこともあるしな。

やる夫

よーし!オラも探してみるお!...って、オラ字が読めないんだった。

でぇじょうぶ博士

おいおい、おめぇまた変なボケかましてんな。まぁ、冗談はさておき、こういう話題が出るのは、ハルヒがそれだけ大切な作品だってことだ。

ボク

うんうん、なんだかハルヒってすごい本なんだね!

でぇじょうぶ博士

そうだな。結局のところ、本がなくなるんじゃなくて、本との出会い方が変わってきてるってことかもしれねぇな。

やる夫

なるほどお!じゃあ、オラたちがハルヒの良さを伝えていけばいいんだお!

でぇじょうぶ博士

そうだ、そういう気持ちが大事なんだ。ま、ハルヒが絶版になるって噂は嘘だったけどよ、こういう話題で盛り上がるのも、ある意味ハルヒの魅力かもしれねぇな。

ボク

うん!ボク、なんだかハルヒが読みたくなってきたのぉ!

やる夫

オラも!...って、やっぱり字が読めないお。

でぇじょうぶ博士

はは、おめぇら本当に面白いやつらだな。ま、ハルヒもこんな風に人を笑顔にする力があるんだ。それこそが、本当の名作の証かもしれねぇな。