ずん

「竜巻に釣り船が巻き込まれるって、これもう映画のワンシーンなのだ！博士、竜巻ってそんなにヤバいのか？」

でぇじょうぶ博士

「ヤバいどころじゃないでやんすよ！竜巻は自然界のデススターみたいなものでやんす。秒速100メートルを超える風速で、家も車も吹っ飛ばす破壊力を持つでやんす。」

やきう

「デススターとか言うけど、現実問題として釣りしてる時点で油断しとるやろ。天気予報見てから行けや。」

ずん

「でもさ、湖の上で突然来たら逃げ場なくない？泳ぐしかないのだ？」

でぇじょうぶ博士

「泳ぐなんて無理でやんす！水面では波が荒れ狂い、吸い込まれる危険性大でやんす。むしろ船底に隠れて祈る方がマシかもしれないでやんす。」

やきう

「祈るとか草。そもそもアメリカ人は何でもビッグサイズ好きだから竜巻まで呼び寄せた説あるわ。」

ずん

「それただの偏見なのだ。でも確かにアメリカって災害多いイメージあるよね？」

でぇじょうぶ博士

「その通りでやんす。特にテキサス州は“トルネード・アレイ”と呼ばれる地域に近く、年間1000個以上の竜巻が発生することもあるでやんす。」

ずん

「えっ！？そんな頻繁ならもう慣れてそうなのだ！」

やきう

「慣れるわけないわ。お前毎日台風直撃して『またか』とか言えるか？」

ずん

「いや、それは無理だけど…でもさ、その映像撮った人たち勇者じゃね？普通カメラ回してる余裕なくない？」

でぇじょうぶ博士

「それこそSNS時代の弊害とも言える現象でやんすね。“いいね”欲しさに命懸けになる人間心理…恐ろしい限りでやんす。」

ずん

「つまり、“いいね”が命より重い時代になったってことなのだ…。ボクには理解できない世界なのだ！」