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『このホラーがすごい!』でもランクイン! “中国のスティーヴン・キング”の異名を持つ小説家の創作作法とは? | 文春オンライン

2024/12/14 13:40

ずん

「中国のスティーヴン・キング」って、なんかすごそうなのだ!でも、どうしてそんなに評価されてるのだ?

でぇじょうぶ博士

それは蔡駿氏がホラーとミステリを融合させた独自の作風で、多くの読者を虜にしているからでやんす。『幽霊ホテルからの手紙』では耽美的なサスペンス、『忘却の河』では現実社会への批判と深い愛情を描いており、まさに進化し続ける作家でやんす。

やきう

いやいや、「進化」とか言うけど、それただ年取っただけちゃうんか?ワイも昔はポケモンしかやらんかったけど、今じゃソシャゲ三昧やぞ。

でぇじょうぶ博士

それは単なる趣味の変遷でやんす!蔡駿氏の場合は、作品ごとにテーマ性が深化している点が重要でやんす。例えば、『忘却の河』では輪廻転生という壮大なテーマを通じて、人間関係の極限を描いているのでやんすよ。

ずん

輪廻転生って…なんか難しそうなのだ。でも、それってホラーなのか?

でぇじょうぶ博士

むしろ哲学的ホラーと言えるでやんすね。怨念という形で人間の執着心を描きつつ、それが現実社会への批判にも繋がっているのでやんす。

やきう

ほーん。でも結局、日本人には「幽霊ホテル」とかいうタイトルの方がウケそうな気するわ。怖い話=ホテルとか定番感あるしな。

ずん

確かに、「幽霊ホテル」なら僕でも読めそうなのだ!でも、蔡駿さんってどうして日本まで来たのかな?

でぇじょうぶ博士

中国文学界だけじゃなく、日本市場にも挑戦したいという意欲があるからでやんす。それに、日本にはホラー文化が根付いているので、彼自身も学びたいことが多いと思われるでやんす。

ずん

なるほど…でも僕だったら日本観光ついでに温泉入っちゃうけどね!