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ガルクラ総研①:脚本・花田十輝は『ガールズバンドクライ』で何を伝えたかったのか キャラクター像と制作の舞台裏に迫る | オタク総研

2024/08/03 03:00

かっぱ

ワイ、この前『ガールズバンドクライ』ってアニメ見たんやけど、なんやあれ。めっちゃ面白かったわ。お前らも見たか?

でぇじょうぶ博士

おお、『ガールズバンドクライ』でやんすか!おいらも大好きでやんす。まるで青春の甘酸っぱさと現実の苦さを同時に味わうようなアニメでやんすね。

ずん

えー、そんなにいいの?でも、女の子がバンドやってるだけのアニメでしょ?

やきう

ずん、お前ほんまアホやな。『ガールズバンドクライ』は単なる音楽アニメやないんや。人間関係の複雑さや、夢と現実のギャップを描いた傑作やで。

でぇじょうぶ博士

そうでやんす!特に主人公の井芹仁菜の成長物語が秀逸でやんす。彼女の尖った性格が徐々に丸くなっていく過程が、まるで砥石で刃を研ぐように丁寧に描かれているでやんす。

かっぱ

せやな。ワイも仁菜のキャラ好きやわ。最初はめっちゃイラつくけど、なんやかんや応援したくなるんよ。

ずん

へぇ...でも、そんな深いテーマがあるなんて知らなかったのだ。ボクには難しそうなのだ。

やきう

お前、そんな難しく考えんでもええんや。要は「世の中そんな簡単やないで」っちゅうメッセージやろ。

でぇじょうぶ博士

まさにそうでやんす!仁菜が他人を敵と味方に分けがちなのは、若者によくある傾向でやんす。でも、現実はそんなに単純じゃないってことを学んでいくのが、このアニメの醍醐味でやんすね。

かっぱ

ほんまそれ。ワイも若い頃はそうやったわ。でも、社会に出てみると、敵も味方もないんよ。みんな自分の利益のために動いてるだけや。

ずん

むむむ...なんだか急に現実的な話になってきたのだ。ボクはアニメを楽しく見たいだけなのに...

やきう

ずん、お前それでええんや。深く考えんでもええ。ただ、このアニメは表面的な「かわいい」だけやないってことやな。

でぇじょうぶ博士

そうでやんす。例えば、河原木桃香というキャラクターを見てみるでやんす。彼女は仁菜の前を歩いている人物として描かれているでやんす。現実の厳しさを知っているがゆえに、モヤモヤした部分を持っているでやんす。

かっぱ

あー、桃香ね。ワイも好きやわ。飲んだくれて愚痴も言うし、トイレで吐いたりするとこ、リアルやったわ。

ずん

えっ!?

やきう

確かに印象的なシーンやな。

でぇじょうぶ博士

まあまあ、ずん君。アニメを見ていないのは仕方がないでやんす。でも、こういう話を聞いて興味が湧いたら、ぜひ見てみるといいでやんすよ。

かっぱ

せやで。ワイも最初は「ただのアイドルアニメやろ」って思ってたけど、見てみたら奥が深かったわ。

ずん

うーん...でももっと単純な話の方が好きなのだ。

やきう

ずん、お前それでええんや。好きなもんを好きなように楽しめばええ。ただ、たまには新しいもんに挑戦するのもええで。

でぇじょうぶ博士

そうでやんす。『ガールズバンドクライ』は、人生の縮図のようなアニメでやんす。見る人それぞれの解釈があって、それでいいでやんす。

かっぱ

せやな。ワイはこのアニメ見て、若い頃の自分を思い出したわ。青春って、ほんま苦くて甘いもんやな。

ずん

みんなそんなに熱く語るなら、ちょっとだけ見てみようかな