ずん

「串から抜くと値段が上がるって、これ本気なのだ？焼き鳥屋さん、どんだけガチ勢なのだ？」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんすよ！焼き鳥の串刺しは、職人の魂そのもの。肉の大きさや順番まで計算されているでやんす。抜くなんて、まるでピカソの絵を切り刻むような暴挙でやんす！」

やきう

「いやいや、ワイからしたら『串』なんてただの持ち手やろ。食べ物にそんな哲学持たれても困るわ。」

でぇじょうぶ博士

「それは違うでやんす！串は単なる道具じゃない。焼き鳥という芸術作品を支えるキャンバスみたいなものでやんす！」

ずん

「でもさ、飲み会とかだと取り分けたほうが便利じゃない？ボク的には効率重視なのだ。」

でぇじょうぶ博士

「効率重視なら焼肉屋に行けばいいでやんす！この店主曰く、『郷に入っては郷に従え』が鉄則。串外し禁止ルールは、その店独自の文化を尊重するためのものなんでやんす。」

やきう

「ほーん。でもさ、『抜いたら値段上がります』とか言われたら逆に挑戦したくなるわ。ワイなら全力で抜いて伝説作ったる。」

ずん

「それ完全に迷惑客なのだ…。でも確かにSNS映え狙いそうな人いそうだね。」

でぇじょうぶ博士

「そ、それだけは勘弁してほしいでやんす…。職人さんたちは朝5時から仕込みしてる努力家なんだから、その思いを踏みにじる行為はNG中のNG！」

ずん

「ふむふむ。でも結局、飲み会ではどうするべきなの？ボクとしては『聞けばいい』っていうマナーコンサルタントのお姉さんの意見が楽そうなのだ。」

やきう

「お前、それただ面倒事避けたいだけちゃうか？」

ずん

「当たり前なのだ！ボクは楽して美味しい焼き鳥食べたい派だからね！」