ずん

「えー、ユニチカの社長ら全取締役が退陣するって、これ大ニュースなのだ！でも、なんでそんなことになったのだ？」

でぇじょうぶ博士

「それはでやんすねぇ。ユニチカは繊維業界のレジェンドだったけど、中国メーカーとの競争に負けて赤字続きだったでやんす。それで祖業を手放して再建を図ることにしたわけでやんすよ。」

やきう

「いやいや、そもそも中国メーカーとガチンコ勝負しようとした時点で詰んどるやろ。価格競争とか無理ゲーやんけ。」

ずん

「じゃあ、もう繊維事業から撤退するしかなかったってことなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「そういうことでやんす。2025年までに衣料繊維、不織布、産業繊維を全部売却して、新しい道を模索するらしいでやんす。でも、その責任を取って社長以下全員辞任するという潔さは評価できるかもしれないでやんすね。」

やきう

「潔いっつーか、それただの『逃げ』ちゃうか？責任取るなら最後まで立て直してから辞めろって話やろが。」

ずん

「でも870億円も金融支援受けるなら、それくらいしないと筋が通らない気もするのだ…」

でぇじょうぶ博士

「その通りでやんす。官民ファンドが筆頭株主になる以上、新しいリーダーシップが必要になるわけでやんすよ。ただ、おいら的には、この再建策が成功するかどうかは未知数だと思うでやんす。」

やきう

「結局、日本企業ってこういう時いつも『歴史』とか『伝統』に縛られて動き遅れるよなぁ。もっと早く決断してたらこんな惨状にはならへんかったと思うわ。」

ずん

「なるほど…つまり、『伝統』よりスピード重視しろってことなのだ？」

やきう

「せやせや。あと、ワイみたいに引きこもりながらネットビジネスでも始めた方がマシちゃうか？」

ずん

「それは草なのだ。でもボクには無理だから、とりあえず寝て考えることにするのだ！」