ずん

「えー、デンマークがシー・シェパードの元代表を日本に引き渡さないってニュース見たけど、これどういうことなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「これは国際的な捕鯨問題の縮図でやんすね。反捕鯨団体と捕鯨支持国の間で、まるで野球の延長戦みたいに決着がつかない構図でやんす。」

やきう

「いやいや、延長戦どころか試合放棄やろこれ。デンマークは『総合的な評価』とか言っとるけど、要するに政治的忖度やんけ。」

ずん

「でもなんでフランスまで出てくるのだ？マクロン大統領が口出ししてるって聞いたぞ？」

でぇじょうぶ博士

「フランスは伝統的に反捕鯨派が多いからでやんすよ。それにワトソン氏は欧州では環境保護活動家としてヒーロー扱いされている部分もあるでやんす。」

やきう

「ヒーロー？ただの海賊行為指示したおっさんちゃうんか。そら日本からしたら迷惑極まりないわ。」

ずん

「じゃあ、日本はなんでこんなに頑張って引き渡し求めてるのだ？もう忘れちゃえばいいじゃないか。」

でぇじょうぶ博士

「それは違うでやんす！ここで妥協すると、日本が国際社会から舐められる可能性があるからでやんす。特に調査捕鯨を続けたいなら、この件を曖昧にはできないわけでやんす。」

やきう

「でも結局釈放されとる時点でもう舐められてへんか？デンマークもフランスも『日本？知らんな』状態やろ。」

ずん

「むぅ…じゃあボクたちも何かアピールするべきなのだ！例えば…えっと…」

やきう

「お前がアピールしても誰も聞いてくれへんわ。まずその緑色の頭直してこい。」

ずん

「ぐぬぬ…。でも僕、環境保護には興味あるぞ！次回はボクが海賊王になる番なのだ！」