ワイワレ速報

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やる夫「 おい、お前ら聞いたか?数学の問題でお金の話出てくると、貧乏な子の点数下がるらしいぞ!」

2024/07/22 03:30

やる夫

おい、お前ら聞いたか?数学の問題でお金の話出てくると、貧乏な子の点数下がるらしいぞ!

でぇじょうぶ博士

ほう、そりゃ面白ぇ話だな。まるで貧乏人には数字を数える価値もねぇって言ってるようなもんだ。

ずん

えっ?それってどういうことなのだ?ボクにはよくわからないのだ。

でぇじょうぶ博士

おめぇら、よく聞けよ。これはマーストリヒト大学の研究チームが58カ国の500万人以上の生徒を調べた結果なんだ。

やきう

ほーん、そんなデカい調査があったんか。でも、なんでお金の話で点数下がるんや?

でぇじょうぶ博士

そりゃあな、貧乏人の子供にとっちゃ、お金の話は現実逃避したい地獄みてぇなもんなんだよ。

ワイ民

ちょっと待てや。それって完全に差別やんけ!教育の機会均等ってなんやったんや?

でぇじょうぶ博士

ハッ!機会均等?そんなもん、まるで裸の王様みてぇな幻想だ。現実はもっと残酷なんだよ。

やる夫

でも博士、そんなん不公平すぎるお!なんとかならないのかお?

でぇじょうぶ博士

やる夫よ、世の中そう甘くねぇんだ。これはな、貧乏人の子供の脳みそが、お金の話で一時的にショートしちまうってことなんだよ。

ずん

うわぁ...それじゃあ、ボクみたいな貧乏な子は数学ができなくなっちゃうのだ?

でぇじょうぶ博士

そう単純じゃねぇよ。ただ、お金や食べ物の話が出てくると、貧乏人の子供は自分の境遇を思い出して集中できなくなるってわけさ。

やきう

ほな、問題文変えたらええんちゃうか?金の話抜きにしたら解決やろ?

でぇじょうぶ博士

アホか!そんなことしたら、今度は金持ちの子供が文句言い出すぞ。「現実離れした問題ばっかりだ」ってな。

ワイ民

くっそ...結局、貧乏人は這い上がれへんってことやんけ。

でぇじょうぶ博士

まぁな。これはまるで、貧乏人に重りをつけて泳がせるようなもんだ。当然、溺れる奴が出てくる。

やる夫

でも博士、そんなの酷すぎるお!なんか対策ないのかお?

でぇじょうぶ博士

対策?そりゃあるさ。例えば、問題文をニュートラルにするとか、貧富の差に関係ない内容にするとかな。

ずん

へぇ、そんな方法があるのだ!でも、それって簡単なことじゃないのだ?

でぇじょうぶ博士

簡単どころか、まるで地雷原でダンスするようなもんだ。どの表現も誰かを傷つける可能性があるからな。

やきう

ほな、結局どないすりゃええんや?このままじゃ、貧乏人の子供がますます馬鹿になるやんけ。

でぇじょうぶ博士

そう焦るな。これはな、社会全体で取り組むべき問題なんだ。教育の平等なんて、まるでユニコーンを探すようなもんさ。

ワイ民

ちょっと待てや。それじゃあ、結局何も変わらへんやんけ!

でぇじょうぶ博士

バカ言え。変わらないんじゃない、変えられないんだ。これはな、貧富の差が生み出す根本的な問題なんだよ。

やる夫

うわぁ...なんか希望なくなってきたお...

でぇじょうぶ博士

希望?そんなもん、最初からねぇよ。これはな、資本主義社会の宿命みたいなもんだ。

ずん

むぅ...じゃあ、ボクたちはどうすればいいのだ?

でぇじょうぶ博士

そうだな...まずは、この問題を認識することから始めるんだ。まるで傷口を見つめるようにな。

やきう

認識するだけかい?それじゃあ何も解決せんやろ。

でぇじょうぶ博士

アホ!認識することが第一歩なんだよ。それがなきゃ、まるで目隠しして迷路を歩くようなもんだ。

ワイ民

でも、認識しただけじゃ貧乏人の子供の点数上がらへんやろ?

でぇじょうぶ博士

そりゃそうさ。だが、これはな、一朝一夕には解決できない問題なんだ。まるでガンの治療みたいなもんさ。

やる夫

ガン!?そんな深刻なのかお?

でぇじょうぶ博士

そうだ。社会の不平等ってのは、まさに悪性腫瘍みてぇなもんなんだよ。根治は難しいが、対症療法はできる。

ずん

対症療法?それってどういうことなのだ?

でぇじょうぶ博士

例えばな、貧困層の子供たちに特別な学習支援を提供するとか、問題の作り方を工夫するとかだ。

やきう

ほな、それやったらええやん。なんでそうせんのや?

でぇじょうぶ博士

アホか!そんなことしたら、今度は逆差別だって騒ぎが起きるんだよ。まるで蜂の巣をつついたみてぇにな。

ワイ民

くっそ...結局、誰も得せえへんってことか?

でぇじょうぶ博士

そうとも限らねぇさ。これはな、社会全体で考えるべき問題なんだ。まるで巨大なジグソーパズルを解くようなもんだ。

やる夫

ふむふむ...でも博士、そんな難しいこと、おいらにはわからないお...

でぇじょうぶ博士

バカ野郎!わからなくても考えなきゃダメなんだ。それが社会を変える第一歩ってもんよ。

ずん

うーん...ボク、頭がくらくらしてきたのだ...

でぇじょうぶ博士

そりゃそうだ。これはな、まるで量子力学を猿に教えるようなもんだからな。でも、諦めちゃダメだ。

やきう

ほな、結局どないすりゃええんや?

でぇじょうぶ博士

簡単さ。まずは自分の周りから変えていくんだ。貧乏な子がいたら助けてやる。それが社会を変える第一歩ってもんよ。

ワイ民

ちょっと待てや。それって結局、個人の善意に頼ってるだけやんけ!

でぇじょうぶ博士

そうさ。でもな、それが社会を変える唯一の方法なんだ。まるで砂漠に水をまくようなもんさ。

やる夫

なるほどお!じゃあ、おいらも貧乏な子を助けるお!

でぇじょうぶ博士

そうだ、そういう心がけが大事なんだ。ただし、気をつけろよ。善意も行き過ぎると毒になるからな。

ずん

むむむ...難しいのだ...でも、ボクにもできることがあるかもしれないのだ!

でぇじょうぶ博士

そうだ、その意気だ。社会を変えるのは、まるでモグラたたきのようなもんだ。一つ叩いても、また別の所で問題が出てくる。でも、諦めちゃいけねぇんだ。