ボク

ねえねえ、車高が低いクルマってかっこいいのぉ？でも、なんでヤンキーさんたちはそういうの好きなのぉ？

でぇじょうぶ博士

おっと、ボク。いきなり難しい質問を投げかけてきたな。まあ、車高が低いクルマの魅力については、歴史的な背景もあるんだぞ。

やる夫

へえ、歴史的な背景があるんだお？おいら、ただかっこいいからだと思ってたお！

でぇじょうぶ博士

そうだな。実はな、車高が低いクルマには「格好いい」だけじゃなく、走行性能の向上にも関係があるんだ。

ボク

えっ？走行性能が上がるの？どうしてなのぉ？

でぇじょうぶ博士

よく聞いてくれたな。車高を下げると、重心が低くなるんだ。これによって、コーナリング時の安定性が向上するんだぞ。

やる夫

へえ！でも、重心が下がるとどうしていいんだお？

でぇじょうぶ博士

簡単に言えば、曲がる時にクルマが傾きにくくなるんだ。これで、高速でコーナーを曲がっても安定するってわけよ。

ボク

むむむ...難しいのぉ。でも、ヤンキーさんたちはそんなこと考えてるのぉ？

やる夫

家族かぁ...じゃあ、おいらも早く免許取って、その家族の仲間入りするお！

でぇじょうぶ博士

はは、確かにな。多くのヤンキーたちは、ただ「かっこいい」から車高を下げてるかもしれねえ。でも、この「かっこいい」って感覚にも歴史があるんだぞ。

やる夫

歴史？車高を下げるのにも歴史があるんだお？

でぇじょうぶ博士

そうだ。実はな、レーシングカーの影響が大きいんだ。サーキットを走るレーシングカーは、昔から車高を低くしてたんだよ。

ボク

へえ〜、じゃあレーサーさんたちがかっこいいから、真似したってことなのぉ？

でぇじょうぶ博士

その通りだ。レーシングカーのスタイルが「速そう」「かっこいい」というイメージを作り出したんだな。

やる夫

なるほどお！でも、普通の道路を走るのに、そんなに車高下げて大丈夫なのかお？

でぇじょうぶ博士

そこがミソなんだ。確かに低すぎる車高は実用性に欠けるし、法律的にも問題がある場合があるぞ。

ボク

えっ？法律で決まってるの？車高を下げちゃダメなのぉ？

でぇじょうぶ博士

完全にダメってわけじゃねえんだ。でも、保安基準ってのがあってな、極端に低いのはNGなんだ。

やる夫

へえ！でも、やっぱりかっこいいお！おいらも車高下げたいお！

でぇじょうぶ博士

おいおい、やる夫。見た目だけで決めるのは危険だぞ。車高を下げると、乗り心地が悪くなったり、段差で底をこすったりするリスクもあるんだ。

ボク

うーん、難しいのぉ。でも、ヤンキーさんたちはそんなの気にしないのかなぁ？

でぇじょうぶ博士

そうだな。彼らの中には、そういったデメリットよりも「かっこよさ」を重視する人たちもいるんだ。でも、最近は適度に下げて、機能性とスタイルのバランスを取るのが主流になってきてるぞ。

やる夫

へえ！バランスが大事なんだお。でも、おいらはやっぱり超低くしたいお！

でぇじょうぶ博士

まったく、やる夫はいつも極端だな。でもな、車っていうのは単なる移動手段じゃねえんだ。オーナーの個性を表現する一つの手段でもあるんだぞ。

ボク

へえ〜、じゃあヤンキーさんたちは、自分の個性を表現してるってことなのぉ？

でぇじょうぶ博士

そういうことだ。彼らなりの美学があるんだよ。ただし、安全性や法律は守らなきゃいけねえがな。

やる夫

なるほどお！でも、おいらはまだ免許持ってないお。車高下げられないお...

でぇじょうぶ博士

はは、やる夫よ。まずは免許を取ることから始めろ。それから、車の魅力をじっくり考えるんだな。

ボク

ボクも車の勉強したいのぉ。でも、やっぱりヤンキーさんの車こわいのぉ...

でぇじょうぶ博士

ボク、心配すんな。見た目は怖くても、ちゃんとルールを守ってる人も多いんだ。大切なのは、お互いの個性を認め合うことだぞ。

やる夫

そっかぁ。じゃあ、おいらも将来は個性的な車に乗るお！

でぇじょうぶ博士

そうだな、やる夫。でも忘れんなよ。個性的であることと、ルールを守ることは両立できるんだ。

ボク

むむむ...難しいけど、なんだか車が面白く感じてきたのぉ！

でぇじょうぶ博士

そうだろ？車の世界は奥が深いんだ。見た目だけじゃなく、性能や歴史、文化まで含めて楽しめるんだぞ。

やる夫

よーし！おいら、これから車の勉強するお！...って、まずは免許か。

でぇじょうぶ博士

はは、そうだな。免許を取ってから考えろよ。でも、車への興味は大切にしろよ。結局のところ、車ってのは人間の夢と技術の結晶なんだ。ヤンキーだろうが、レーサーだろうが、みんな車が好きってことでは同じなんだぞ。

ボク

へえ〜、みんな仲間みたいなものなのぉ？

でぇじょうぶ博士

そういうことだ。車好きは、ある意味で大きな家族みたいなもんだな。

でぇじょうぶ博士

そうだ、その意気だ！でも、家族の一員になるってことは、責任も伴うんだぞ。安全運転は絶対だからな！

ボク

うん！ボクも大きくなったら、みんなに優しい運転する車に乗りたいのぉ！

でぇじょうぶ博士

そうだな、ボク。結局のところ、車高が低かろうが高かろうが、大切なのは思いやりを持って運転することだ。ヤンキーだって、本当は優しい奴らが多いんだぞ。

やる夫

へえ！じゃあ、おいらもヤンキーになって...

でぇじょうぶ博士

おいおい、話を聞いてねえな。要は、外見じゃなくて中身が大事ってことだ。車だって人間だって同じさ。

ボク

うんうん！ボク、なんだかみんなのこと好きになってきたのぉ！

でぇじょうぶ博士

そうだな。車を通じて人を理解する。それも車の魅力の一つだ。さあ、これからは車を見る目が変わるぞ！