ずん

「北がずれてたって、どういうことなのだ？マンションで方角なんてそんなに重要なのか？」

でぇじょうぶ博士

「重要でやんすよ！マンションの設計は風通しや日当たり、景観などを考慮して方角を決めるでやんす。それが14度もズレていたら、住人は“南向き”と思って買った部屋が実際には“東南向き”とかになっちゃうでやんす！」

やきう

「草。これもう“東急不動産”じゃなくて“適当不動産”やろ。そもそも14度ズレるってコンパス使わへんかったんか？」

でぇじょうぶ博士

「それだけじゃないでやんす。このマンション、耐震不足に建築基準法違反まで発覚しているでやんすよ！まさに問題の総合デパート状態。」

ずん

「えぇ…それって住人からしたら詐欺みたいなものなのだ。でも、解体して建て直せばいい話じゃないの？」

でぇじょうぶ博士

「その解体と建て替え計画も中止になったでやんす。しかも住人には部屋の買い取り提案がされているけど、それだけでは生活再建できないケースも多いでやんすね。」

やきう

「ワイなら即引っ越し案件やな。こんなん住み続けたら毎朝起きるたびに『ここ北どこ？』ってなるわ。」

ずん

「でもさ、北がズレててもGPS使えば大丈夫なのだ！スマホ持ってれば迷子にならない時代だし！」

でぇじょうぶ博士

「いやいや、それは根本的な問題とは関係ないでやんす…。この件は信頼性の欠如が一番の問題なんでやんすよ。」

ずん

「ふむふむ…つまり、このマンションは方向音痴だったということなのだ！」