「最凶悪」の男が主役に…演技はできるのか? 刑務所の舞台演劇で育まれた“収監者たちの友情” 「シンシン/SING SING」を採点! | 文春オンライン
2025/04/14 23:30
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ずん
「最近の刑務所って演劇やってるのだ!なんかすごく楽しそうなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「そう単純な話ではないでやんす。シンシン刑務所は最重警備の施設でやんす。そこで行われる演劇は、魂の浄化装置のようなものでやんすよ。」
やきう
「ワイも演技なら得意やで。毎日真面目に働いてる振りしとるし。」
でぇじょうぶ博士
「演劇を通じて他者になることで、自分を見つめ直す機会になるでやんす。まさに心の解放でやんす。」
ずん
「じゃあ、演劇やれば更生できるってことなのだ?」
やきう
「甘いこと言うなや。ワイなんか、小学校の学芸会で主役やったけど、今じゃニートやで。」
でぇじょうぶ博士
「演劇は魔法の杖ではないでやんす。しかし、閉ざされた心を開く鍵にはなりうるでやんす。」
やきう
「せやけど、最凶悪の男が主役とか、観客ビビるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「それこそが芸術の力でやんす。役を演じることで、人は変われるでやんす。」
ずん
「なるほど!じゃあボク、家賃滞納してる大家さんの前で、お金持ちの演技してくるのだ!」