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種の命名行為に関する再考: 神話や架空の怪獣の名前を使うことが招く分類学上の諸問題|2024年度|国立環境研究所

2024/12/12 07:50

ずん

「キングギドラが学名に使われるとか、なんかカッコいいのだ!でも、これってそんなに問題なのか?」

でぇじょうぶ博士

「むむむ、それは大問題でやんすよ。ICZNという国際ルールでは、学名はラテン語の文法に基づくべきでやんす。キングギドラシリスの命名は、そのルールをちょっと無視してる可能性があるでやんす。」

やきう

「いやいや、そもそもキングギドラってオスなんか?『キング』言うてるけど、あいつ三つ首やろ?一匹じゃない説濃厚やんけ。」

でぇじょうぶ博士

「その通りでやんす!実際には映画設定によれば、未来の愛玩動物『ドラット』3匹が合体してできた存在らしいでやんす。だから単数形の接尾辞『-i』を使うのは適切じゃないかもしれないでやんすね。」

ずん

「えっ、それなら名前どうなるのだ?『キングギドラズ』とかになるの?」

でぇじょうぶ博士

「それもアリだけど、『-orum』みたいな複数形を使うべきだったかもしれないでやんす。でも、それ以前に架空キャラを学名にすること自体が議論を呼ぶポイントなんでやんすよ。」

やきう

「ほーら見ろ。結局お前ら、生物学者もゴジラファンと変わらへんな。好き勝手命名しとるだけちゃうか?」

ずん

「でもさぁ、ポップな名前のおかげで注目されるなら、それって良いことなのでは?」

でぇじょうぶ博士

「確かに一般人への関心喚起には効果的だけど、生物多様性保全には安定した命名体系が必要不可欠なんでやんす。そのバランスが難しいところなんですよ。」

ずん

「ふーむ...じゃあ次はボクの名前から取った『ズンダモンスターシリス』とかどうなのだ!」

やきう

「お前、自分を怪獣扱いする気満々かよ。それこそICZN泣くぞ。」