ずん

「45歳で医師に転身って、これきたんじゃね？僕もまだ間に合うのだ！」

でぇじょうぶ博士

「甘いでやんす、ずん。医学部入学から卒業まで最低6年、その後研修医を経て資格取得…道のりは険しいでやんすよ。」

やきう

「いやいや、そもそもお前勉強嫌いやろ。予備校講師どころか塾通いすら無理そうやんけ。」

ずん

「むぅ…でも池田さんは予備校講師から医者になったのだ！つまり教える側ならワンチャンある？」

でぇじょうぶ博士

「それは違うでやんす。池田さんは元々教育熱心な人だったからこその転身でやんす。しかも地域貢献という強い意志があったから続けられたのでやんすよ。」

やきう

「地域貢献とか言われても、ワイなら絶対都会戻るわ。足寄町人口5957人とか寂しすぎるわ。」

ずん

「えっ、それって野球場埋めるのもギリギリなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「そういう問題じゃないでやんす！むしろ少人数だからこそ、一人ひとりと深く向き合える魅力があるのでやんすよ。」

やきう

「でも内視鏡専門医とか取る余裕あるってヤバない？普通そんな暇ないと思うけどなぁ。」

ずん

「確かに…僕なんてスマホゲームのイベントですら完走できないのだ！」

でぇじょうぶ博士

「それは単に根性が足りないだけでやんす。それに池田さんの場合、町の支援制度をフル活用して努力を重ねた結果なのでやんすよ。」

ずん

「なるほど…つまり僕も町に恩返しするために何か始めればいいってことなのだ？」

やきう

「お前まず恩借りてへんな？ゼロスタートどころかマイナスちゃうか？」

ずん

「ぐぬぬ…じゃあ僕、まず町内会費払うところから始めるのだ！」